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あなたは「苦海浄土」読めましたか?

あなたは「苦海浄土」読めましたか?
こんな問いかけが胸に迫った・・

12月8日なごや環境大学共育講座「レイチェル・カーソンの贈り物」第2回講演会が開催された。水俣フォーラム事務局長の実川悠太さんによる「水俣病と石牟礼道子」である。
会場の名古屋国際センター第2研修室は50名近い参加者で満員になった。
資料1はここ資料2はここ
                           
実川講演会1
熱気さえ感じる会場で、私はまず感じたのは、妙な安心だった。それは「石牟礼さんは読みにくい」だった。実は私の本棚にも昭和45年から「苦海浄土わが水俣病」石牟礼道子がある。講談社460円黒い帯があり「全国に巻き起こる感動と激励の嵐・・・現代日本の恥部を抉って話題沸騰!公害を告発する注目の書、人間の生命に加えられた耐えがたい汚辱―公害という名の恐るべき犯罪への怒りと祈りをこめた告発の記録!
とあり、裏面には第1回大宅壮一ノンフィクション賞選考員の言葉として、開口健、扇谷正造、白井吉見、草柳大蔵各氏の言葉がある。

私は学生時代にこの本に挑戦して、何度も挫折していた。しかし、実川さんの講演を聞いてその理由がなんとなく納得することができ、妙な安心感を得ることができた。
それは徹底した当事者の言葉で書かれていることが原因であった。ヒトには2種類あり①文字を操るヒト②自分の日々の生活しか考えることができないヒト(生命を支える土、川、海しか考えることができないヒト)である。
私が読みにくかったのは、自分が①言葉を操るヒト、だったからではないか?私は講談社のキャッチコピーを乗り超えていない。

苦海浄土は最初、岩波へ持ちこんだようだが、断られ、講談社がこのようなキャッチコピーで発売し、その後売れ続け、50年たって時代が変わった今もなぜか?売れ続けている。福島事故で、注目されたのは、水俣だった。広島、長崎よりも「水俣に学べ」だった。水俣病に関連する本は実に500冊に及んでいる。それは、水俣病はキャッチコピーや4大公害の域を超えて社会に浸透しているからだ。これは「苦海浄土」など石牟礼さんの著作に因るところが大きい。
実川講演会2

今日の講演でも懐かしい、もう一度思い出したい人、考えたい言葉が沢山でてきた。
渡辺京二、谷川雁、東陽一、それに「サークル活動」「生活基層民」

石牟礼さんは「人間に花を手向け、人間のおごりがきらい」だった。レイチェルカーソンと通じているではないか。

来週の環境大学共育講座は12月15日(土)14時から名古屋国際センター開かれます。石牟礼さんに続いて、センスオブワンダーの感性に触れてみませんか?
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